不妊治療の実際。後編

前編のつづき

 

5回目

排卵後だったので鍼灸のみ

針をかざしたツボは、足三里・復溜・陽池と背中2ヶ所。

足三里は胃経、復溜は腎経。

陽池は三焦経。

胃や腎は、そのまま臓器として胃や腎が想像できるけれど、三焦は??

 

西洋医学では扱われない三焦(臓器として存在しないので当たり前かもしれないけれど…)。

東洋医学ならではの考えでアプローチできる三焦経は私は好きでよく使っています。

ちなみに、三焦には全身の陽気を巡らせる働きがあります!

 

 

施術の際にいつも指標としている首・肩から肩甲骨にかけてのコリは、施術を重ねるごとに範囲は小さくそして柔らかくなっていきました。

 

6回目

高温期中のため鍼灸のみ

針は刺さずにツボにかざすだけ。

 

7回目

初診から約2カ月後。

妊娠、あかちゃんの胎嚢と心拍が確認できたと報告がありました。

 

それから数カ月後、無事に出産しましたとご報告をいただきました。

 

鍼灸で妊娠力をつけていく際は、腎・肝・脾経を柱にアプローチしていくことが多いですが、

これには理由があって、腎はエネルギーの源で生命力につながるところ。

肝は、体に必要な栄養を運ぶための血液をつくりだすところ。

脾は、食べた物を体に必要な栄養素に交換するところ。

それぞれ大切な役目を担っているからです。

そこに私はよく三焦(さんしょう)を加えます。

 

三焦は、pen とappleをくっつける感じで個々が持っている力以上の力を発揮することができる経絡で、妊娠力をつけていく上で隠れたスパイスになると考えています。

 

 

おわり

 

こも池鍼灸院

TEL  0743-73-8177

奈良県生駒市東松が丘2-5有家マンション103

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