施術の際に必ず聞くこと

施術を始める時に患者さんに必ず聞くことがいくつかあります。

その中の1つに睡眠に関してがあります。

 

何時頃に寝て、何時頃に起きるのかということに加えて、睡眠の質についても伺います。

・布団に入ったら2.3分ですやすやと眠りに入る

・眠たいのになかなか寝付けない

・よく夢を見る

・小さな物音で目が覚める

・夜中にふと目が覚める

・トイレに行きたくなって目が覚める

・朝、なかなか起きられない

などなど、睡眠前後や睡眠中のことを知ることによって、身体の状態を判断することができます。

 

例えば、3~5時の間によく目が覚める人というのは、肺と関係しているので肺の経絡がポイントになるかもしれないと推測できるわけです。

経絡 大腸
干支
時間 23~1 1~3 3~5 5~7 7~9 9~11 11~13

3~5時の間に目が覚めるけれど、その原因はトイレに行きたいからという場合は、肺ではなくて膀胱と関係していると思われるかもしれませんが、肺と膀胱は表裏関係にあるので膀胱が肺に影響を与えていると考えられます。

 

こんな方もおられると思います。

とても気になることがあり、心がそわそわして寝付けないという人。

経絡 大腸
干支
時間 23~1 1~3 3~5 5~7 7~9 9~11 11~13

この場合も心は昼の時間帯ですが、これも心の表裏関係にある胆の影響(時刻で言うと23~1時)を受けていると考えられます。

 

こんな感じで眠りの質から身体のどの場所(どの臓腑経絡)が弱っているのか判断して、ささない鍼を当てるツボを導きだしたりしています。

 

夢を無意識からのメッセージであると説いたのはフロイトですが、東洋医学ではこんな感じで解いていきます。

 

 

ただし、小さいお子さんの場合は、身体がまだ発展途上中なのでこの考え方はあまり当てはまりません。

もうひとつ言うと、小さい子供は、上に挙げた12の臓腑の中で脾が特に弱りやすいです。

脾が弱ってくると、食べた物を消化吸収しにくくなります。また、全身へ栄養物を送る働きも悪くなります。

 

今回ここまで書こうと思ったのは、これから梅雨の季節ということもあります。

脾は湿気に弱いので、脾が弱りやすくなる時期でもあります。

お子さんの食欲がない・元気がない、そんな時は、背骨に沿って背中を軽くさすってあげると脾の働きが改善されることがありますよ。

 

ちなみに成人女性の場合、脾が弱ると、貧血や生理がだらだらと続いたりします。また慢性的に脾が弱っていると胃下垂・子宮下垂になったりします。

このような症状の時は、ご来院をお勧めします。

 

 

奈良県生駒市東松が丘2‐5有家マンション103

こも池鍼灸院

TEL  0743-73-8177

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