血の流れ・気の流れ

捻挫や骨折、関節炎をおこすとその場所が熱を持って熱くなります。

そんな時は冷やして熱を下げる。

逆に、冷気に当たって手足が冷えた時は温める。

熱いところは冷やす。冷たいところは温める。これが以前の私の頭の中にありました。

しかし、今はちょっと違います。

 

それは、こんな経緯があったから。

今からさかのぼること約一年、熱があるところを冷やすのはあくまでも応急処置で基本は温めること、という記事に出会いました。その時はそうなのかと深く考えずにいましたが頭の片隅には残っていました。

それからしばらくして、日本が明治時代の頃に朝鮮で活躍していた鍼灸師が書いた文章を読んだ時に点と点がつながり、考え方が変わりました。

 

その本には、熱を持っているところにお灸をすえて発汗させると熱が抜けていき回復が早くなると書かれていて、私も鍼灸師なので試してみたところ、びっくりするくらい効果が上がり、それからは積極的にお灸を取り入れて治療するようになりました。

ただ、気を付けないといけないのは温め過ぎると効果はいまいち。

しなびた野菜を50℃のお湯にさっとくぐらすとシャキッと生き返るように温める温度や時間がとても重要。

 

そして、今はさらに発展して、お灸で血の巡りだけでなく気の巡りにも積極的に使うようになりました。

以前は、身体から抜けずに滞ったいらない気(邪気)を、ささない針をツボにかざして無理やり抜いていた感じでしたけど、お灸を使えば患者さんの身体への負担も少なくいらない気を抜くことができます。これは不妊治療にも応用できるすぐれものです。

 

350ページほどある本から、私が響いた文章が「熱を持っているところにお灸をすえて発汗させると、熱が抜けていき回復が早くなる」という一文だけという吸収力のなさは相変わらずですが、0と1では大違い1つでも得れたことは良かったと今日も前向きに進みます。

これが私の流れかな。

 

 

こも池鍼灸院

TEL  0743-73-8177

奈良県生駒市東松が丘2-5有家マンション103

page top