月別アーカイブ: 2016年1月

つぶやき

昨今、生殖補助医療が急速に普及しています。

2000年には体外受精で生まれてくる子どもが約12,000人だったのが、2013年には約42,500人だそうです。

この数字だけを見ると医療の進歩と見えそうですが、現状はどうも違うようです。

実際には、昔よりはるかに多くの方が生殖補助医療の治療に取り組んでおり、体外受精(顕微授精も含む)の件数は2000年の頃と比べて4、5倍くらいになっているにも関わらず、体外受精の出産率や妊娠率は下落傾向にあるようです。

具体的な数字はこんな感じです。

2000年は69,690人の方が生殖補助医療に取り組み、12,274人の子どもが生まれているのに対して、2011年は269,555人の方が取り組み、32,426人が生まれています。実に240,000人近くの方が頑張って治療したにも関わらず、子どもに恵まれなかったわけです。

治療費の方は年々上がっていくのに、出産・妊娠率は減少傾向という現実は、悲しすぎます。

出産や妊娠率が増加して、治療費は逆に減っていくのが理想ですよね。

 

鍼灸治療で少しでも理想と現実のギャップを埋めていきたいと改めて思いました。

 

 

 

電磁波の脅威

目に見えないものは、無害みたいな感覚がどこかにあったりして、無頓着になりがちですが、世界のいろいろな国では電磁波に対する規制があるみたいですね。

身近なもので言うと携帯電話の使用ですが、

フランスでは、妊産婦は携帯電話本体を腹部から離すように勧告。16歳未満の子どもは携帯電話の使用を控え、イヤホンの使用によって頭部に密着させるのを防ぐように勧告。子供への携帯電話の広告の禁止と販売の規制を含む厳しい処置が立法化。

ロシアでは、妊婦や16歳以下の子供、神経疾患その他脳神経系に疾患の可能性のある者は携帯電話を使うべきではないと勧告。

アメリカでは、食品医療品局から携帯電話業界に対して電波の曝露を最低限にするように要請。最大手のAT&Tワイアレス社は全米の携帯電話使用者にイヤホンマイクの無償提携を行っている。

イギリスでは、16才未満の子どもには携帯電話の使用を控えるように勧告。

またイスラエル、ベルギー、ドイツ、インドでは子供の携帯電話の使用を制限している。

一方の日本では国際基準(下記の※注)に基づいて通信、放送施設から出る電磁波(電波)を規制していますが、欧米のように一般市民に対する携帯電話の使用法について、具体的な指導や勧告はしていません。

※注:ICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)が1998年に示した基準は、電波により体温が1~2度上昇する症状を容認するもので、WHOはこれに従っています。携帯電話の周波数におけるICNIRPのガイドライン値の0.53mW/cm2(800MHzでの値)では、携帯電話が10cm以内に身体に近づくと、この値を超えるようになります。

電磁波の国際規制値はこんな基準で定められています

携帯電話の使うマイクロ波(数100MHz以上)の電磁波(電波)は、身体の細胞に電子レンジのように熱エネルギーを与えて加熱し、強い場合は壊死の原因となります。これまでの電磁波(電波)強度の規制値は、壊死が起こらなければ良いとして、生体へ吸収されるエネルギーにより体温が1~2度上昇する程度なら良い、とされる大きな値でした。 しかし、近年もっと小さなエネルギーでも電磁波(電波)の波形が不規則な場合(携帯電話のように変調を受けている場合)はDNAの損傷(つまり遺伝子の損傷)を起こしている、という証拠が見つかり、お腹の赤ちゃんや小児の癌や白血病の原因となる危険性が報告され始めました。
このようなリスクが現われたため、予防原則から、欧米諸国では妊婦には電磁波(電波)の被曝を低いレベルで抑える、あるいは携帯電話の使用を控えるように、と具体的な指導をしています。

日本では携帯電話の電磁波(電波)規制は高いレベルのままで、妊婦へ直接の使用方法の指導はしていませんが、自主的に気を付けた方が良さそうです。

また、妊活をされている方も気にされた方がいいと思います。卵の質を上げるサプリを飲むのもいいと思いますが、これはお金をかけずにできます。

電磁波で大切な卵のDNAが壊されないように、携帯電話は最低でも10㎝は離しておいた方が良さそうですね。

 

 

 

 

いい方向へ転んだかも⁉

寒いですね…

休みの日は、ランニングをすることが多いのですが、昨日は強風と寒さで断念しました。あの風ではまともに走れませんね。風に乗って物が飛んできて負傷するのも嫌なので、とある本を探しに京都の精華町にある国会図書館へ行ってきました。さすが国会図書館、大きいです。しかし中は寒いです。

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ここは、管内のパソコンで見たい本を貸付申請をすれば後は窓口で受け取れるので、いちいち自分で本棚から探す手間が省けてとても楽です。あと、食堂で日替わり定食が400円とかなりリーズナブルな価格で食べられます。

私が見たい本は残念ながら置いてなかったのですが、他に興味をそそられる本を発見してちょっと興奮してしまいました。

それは、ART(生殖補助医療)マニュアルという本で、不妊治療の最終手段と位置づけられるART(生殖補助医療)の現時点での知識や技術レベルを集約したテキストみたいです。

その中に、体外受精(移植)の前後に鍼灸(主に鍼)を受けた人とそうでない人とでは、鍼灸を受けた人の方が妊娠率が上がるという内容のもの。

この内容自体はよくあるのですが、私が興味を持ったのはこの時に使用したツボなんです。そこに鍼をするの!って場所がたくさんありちょっとびっくり、いやいやかなりびっくりしました。

私にとってはなかなか衝撃的なツボがいろいろと書いてありましたよ。

私の中では妊婦には逆効果になるのでは?と思うツボだったりするのですが、ひょっとしたら着床前なら効果あり!なのか??

 

さらにこの本には、体外受精(移植)後の鍼灸治療は当日かもしくは次の日でないと鍼灸の優位性がなく、体外受精をしてから2日後以降に鍼灸を受けた人の妊娠率は受けていない人とあまりかわらないと書かれているところも、この調査で使用したツボと合わせて興味深いところなんですよね。

 

いずれにしても、自分の中での常識や先入観を一度見直す必要がありそうです。そうすれば、去年よりも多くの方の希望を叶えるお手伝いができそうです。

 

 

元々探しにいった本はなかったですけど、年明け早々に思わぬ収穫があっていい休日になりました。

 

今年は、去年より来られている方の平均年齢は上がっていますが、それでも去年の妊娠率より上に持って行きますよ!

 

 

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