月別アーカイブ: 2016年3月

たまには、鍼灸師っぽく~??

このブログ、他の鍼灸師の方からも見てるよ、というお声を頂くので(私が推測するに、もう少しましな事を書け~ということなのでしょう)、そこで今日は私も鍼灸師っぽいことを書いてみます。

果たしてうまく書けるでしょうか⁉(誰かさんに簡単に論破されそう…)

 

鍼治療には、大きく分けて補法と瀉法という2つの方法があります。

補とは、衣服の破れ目に布を置きあてがい縫い合わせる意味があり、「補」の訓読みの「おぎなう」は「置き縫う」から来ていて、人間で言うと、精気の不足を補充することです。

瀉とは、場所を移す意味があり、邪気(人体に食い違い、歪み、ストレスを起こす外来性の因子)を体外に移動させることです。また、瀉法をする場合には、気がパンパンに張っている状態の時に使うという条件があります。

これら2つの方法を、患者さんの体の状態を診て使い分けをします。

一般的には、体の不調の原因が実(過剰に気があること)による時には瀉法をして、虚(気が不足していること)による時には、補法をします。また、体の状態により瀉法と補法の両方を使うこともあります。この瀉法と補法をうまく使い分けながらツボを刺激することで、気をちょうどいい状態にもっていきます。そうすることで、体の不調が改善されていきます。

 

文章にするととても簡単なように見えますが、実際に鍼をするとなると、どうも勝手が違うこともある??

 

例えば、体が虚している患者さんに補法をする場合でも、鍼の刺し方によっては気が漏れることがあります。イメージしやすいように例えるなら、皮膚に鍼を刺すことはサイダーのふたを開けるようなものです。ふたを開けると炭酸がシュワーと出てくると思います。その炭酸のシュワーが人間の「気」と同じです。

患者さんが実の状態なら、気がパンパンですから、ふたもある程度は開けっ放しでいいかもしれませんが、気が不足している時にさらに気を放出してしまうと、炭酸の抜けたサイダーのように、力の入らない体になってしまいとても動ける状態ではなくなってしまいます。

鍼灸の学生時代に、私は鍼を打たれた時に、この打ち方では気が漏れてるよーってことをよく経験しました。これは鍼を打つ人が、「気」よりツボの場所を意識する方が強かったこともあると思いますが、(これは国家試験を考えると、ツボ重視になるのは必然のような気もしますので仕方がないことなのかもしれませんが)、実際の治療となるとそんなわけにもいきません。

 

それなら、刺さない鍼なら皮膚を破らないから、気が漏れなくていいのではないかと言えば、実はそうでもないんです。

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(刺さない鍼は皮膚を破らないので気が漏れないと思っている鍼灸師の方のいるようですが。)

「気」には、衛気(体の外側にある気)と営気(体の内側をまわる気)があります。刺さない鍼は皮膚を破りはしませんが、体の外側にある衛気を破っている場合もあります。このことを意識しないで鍼をすると、刺さない鍼治療の場合でも、補法のつもりが実は瀉法になっていて、気が抜けて行ってます~ってことになりかねません。

 

 

鍼をする時は、体の外側の「気」について考えることもとても大切で、 皮膚や内側の「気」にばっかり気をとらわれていると、気づかぬうちに衛気にざっくりと刺してしまう場合があると認識していた方が、はるかに治療効果が高いと思います。また、それらを踏まえて衛気を傷つけないように、皮膚(ツボ)に対して鍼を平行にして治療することもあります。

 

見えない気
だから大切
この想い
これがほんとの
はりの神髄

この短歌、医道の日本の短歌募集に応募してみよっと。

 

 

 

 

ひとり言

最初に断っておきます。今日はいつも以上に大した内容ではございませんのであしからず。

 

先日、HPリニューアルの助言をしてくれた妻から一言言われました。

「毎日同じ本読んで、読むの遅いなー」と

 

私の読書スタイルは、一冊読み切りタイプではなく、何冊かをちょびちょびと読んでいくスタイルなんです。

1つの本を読んでても、しばらくすると疲れたり飽きてきたりしてくるので、その時は気分転換に別の本を読み始めるんです。それを何冊かローテーションしていくです。だから、当然一冊読み切りタイプの人より一冊読み終えるのに時間がかかるんです。

例えるなら、試験勉強みたいな感じです。国語の勉強に疲れたら今度は数学をするみたいな。その方が、結果として私の場合は多くの本を読むことができるのですが、はたから見たら、ずっーと同じ本を読んでるように見えたのでしょう。

それは仕方ないとは思うんですが、

 

私に一言放った妻の手には

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う~ん・・・

 

 

今日はお灸講座のご案内です

当院はせんねん灸セルフケアサポーターをしています。

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それを生かして、今回お灸講座のコースも作りました。(今までのお灸のみの治療は休止になります。)

 

肩こりや腰痛、胃の不調などの症状を、お薬を使わずになるべく自然に改善したい方におすすめです。

また、今は特につらい症状はないけれど、症状が出る前にケアしたい方や健康維持を目的にされる方にもおすすめです。

 

内容は、

①せんねん灸の正しい使い方
②せんねん灸のすえ方
③ツボの探し方
④症状に応じたツボの紹介

これらの説明の後に、実際にせんねん灸を使って体験していただきます。

 

◎お灸講座(約30分) 料金2,000円

 

随時受け付けておりますので、TELまたは、WEBからお申込みください。

講座終了後は、お灸のプレゼントもご用意しております。

 

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