ケーキの誘惑を阻止できる??

私はたいてい施術前に患者さんと少し話をしてから始めることが多くて、先日も患者さんと話をしていて、その時に隣のケーキ屋さんの話になりました。

 

患者さんは、月経前になると甘いものを口にしたくなるようで、施術帰りに隣のケーキ屋さんで大きないちごがのったショートケーキを買って帰る予定ということでした。

これを聞いた私は、施術で温めた体に冷やす燃料になりかねないものを入れるのはもったいない気がして、施術後にはケーキ気分を忘れてそのまま家へ、そんな展開になるようにささない針とお灸をしていこうと密かに思ったわけです。

 

なぜ月経前になると甘いものが欲しくなるかと言うと、月経の一連の流れを東洋医学に当てはめると、血をつくる「肝」、血を運搬する「脾」、排出する力となる「腎」になります。

患者さんの場合は、慢性的に「脾」が弱っていて月経が近づくと脾にかかる負担がさらに大きくなりいつもより消耗が激しくなります。

消耗した「脾」は、甘いものを求めます。

もし、「肝」が弱ってくる人なら、酸っぱいものが欲しくなりますし、「腎」が弱っている人なら塩辛いものが欲しくなります。

 

そこで今回の施術では、疲れている「脾」が元気になるようなツボを選んでささない針とお灸をしました。

そうすれば、おのずとケーキの誘惑も消えるだろうと考えていました。

 

そして後日、施術の時にそれとなく聞いてみました。

返ってきた答えは、『ケーキ美味しかったです!!』

 

誘惑阻止、失敗に終わりました…。

慢性的な症状を治すには、一朝一夕では難しい時もありますが、次はリベンジしたいと考えています!

 

こも池鍼灸院

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