私が書くblogは、目から鱗が落ちるみたいな立派な内容とは程遠いかもしれないです…
けれども、少しでも鍼灸の良さを知ってもらって、身近なものに感じていただけたらいいなという思いがあって書いています。
鍼灸って、身体のいろいろな不調に対して改善効果が期待できます。
なぜなら、鍼灸は特定の疾患を診るのではなくて、「人」を診るからです。
これが現代西洋医学と異なる点であり利点でもあると考えています。
けどね、神の領域には入れない。。
それは、分かっているけれども、何とかしたいしなんとかなって欲しい気持ちを常々抱いています。
どういうことかと言うと、『子どもを授かることについて』のこと
子どもが欲しいと思ってもなかなかできない方は、できない原因を知るために病院に行って体を診てもらう方が多いのではないでしょうか。
そこで、原因がないもしくは原因がわからない場合には、しばらくタイミング法で様子をみてみましょうとなるかもしれないし、年齢やAMHの数値からすぐに体外に進む場合もあると思います。
これは、卵子の老化を考えて、先を急ぎましょうってことからなのかもしれません。
しかし、いざ採卵してみると、卵の成長が悪く、採卵できなかったり、採卵はできたけれども受精・凍結できないなど、そんな厳しい現実に直面することがあるかもしれません。
そこで、卵の質を良くするために鍼灸を受ける方もここ数年でとても増えてきたように思います。
実際に、鍼灸を数か月(個人差あり)続けてから採卵すると、卵の質が良くなっていることが多々あります。
育ちが悪かった卵が、鍼灸を受けると変わるんです。
それともう一つ、子宮内膜の厚さが気になる方もおられると思います。
これも、鍼灸で改善していきます。
40歳を過ぎ、卵子の老化に直面したある患者さんの場合、鍼灸を受けだして約5か月後の採卵でとても質の良い受精卵を凍結することができました。
次の移植周期では、今まで薄かった内膜の厚さも問題なく成長しました。
これは、いけるかもと
今回は期待したけれども、結果は
陰性。
いつもより期待値が大きかっただけに、落ち込みも大きいように感じました。
うまくいかなかったり、うまくいかないことが続くと、心がポキッと折れてしまうかもしれません。
けれども、心がポキッと折れてしまっても腐らなければ、まだまだ可能性はあります。
この方も、腐らずにいてくれたから、そののちに妊娠・出産されました。
100%着床させることはできない歯がゆさが私にもあるけれど、いつもうまくいくことを信じて施術をしています。
今、妊活していて、思うようにならないで、心がポキッと折れていても腐らないでいてくれたら、それでいいです。
頑張らなくても、腐らないでいたらそれで大丈夫です。
40歳を超えて妊娠・出産された方のように
きっと、明るい未来が待っているはずです!
こも池鍼灸院
奈良県生駒市東松ケ丘2-5