昔、エジプトへ旅行に行った時に乗った飛行機は、機内でまだタバコが吸える時代でした。
一応、喫煙席と禁煙席に分かれていましたが、その境に壁があるわけでもなくて、タバコの煙はどの席に座っていてももれなく届きますという、タバコを吸わない人間にとってはありがたくないサービスがありました。
エジプト人の多くがイスラム教徒で、アルコールがダメなことからタバコには寛容なのかなと、早くも機内で異国文化を体験できる飛行機に乗って訪れたエジプトは、異国情緒が満載でどこに行っても新鮮で飽きることがありませんでした。
ルクソールの町からツタンカーメン王のお墓がある王家の谷まで自転車(普通は観光バスで行くらしいことを後で知った…)で行った道中もなかなか面白くて印象に残っていますが、もう一つ印象に残っているのが、靴を売っている露店でのことです。
左右セットで売っている靴もあれば、片方だけ売っているものもありました。
何で、片方だけしかないのと聞くと、『お前は足が二本あるからそう思うのだ』、そんなふうに言われたような気がします。
ふとしたところで自分の頭の固さに気づかされました。
もっと柔軟な発想と広い視野で物事を見ないといけないなと思ったものです。
この気持ちを忘れず、固定観念にとらわれずにいろんな可能性を探求しながら、これからもみなさまのお役に立つ施術をしていきたいと思います。
6月9日で7年目を迎えることが出来ました。
これからもよろしくお願いします!
こも池鍼灸院
奈良県生駒市東松が丘2−5