鍼灸のイメージは??

2019年8月27日

鍼灸って、受けたことがない人にとってはすごーく未知の世界だと思います。
私も最初は鍼灸と言われてもピンとこなかったです。
うーんと頑張って、鍼灸という文字から想像して、鍼は注射針が浮かび、あんな太い針で刺されたらとても痛そうで出血もするんじゃないのと思いました。
お灸は、『悪さをしたらお灸をすえるよ!』という言葉が浮かび、お灸=悪いものみたいになっていました。
今ではすっかりと変わりましたが、当時の私と同じようなイメージを持っている人も多いのではないかと思います。

今はどうかというと、鍼は刺すと痛いから刺さない鍼を使った施術。
お灸は、身体の調子をよくしたい時にお灸をすると効くよ!
と、いった感じです。

鍼灸は受けたことがある人も、ささない鍼のイメージはつかない人もいるかと思います。
鍼を刺さなくても身体は変化します。

例えば汗を例にすると、
この暑い時期にやたらと汗が出てしまい、その汗が今度は冷えて体が冷たくなってしまい、体が火照っているのか冷えているのか訳が分かんなくなる人は、それは固摂作用が弱っているからです。
ぎゅっと抑え込んでおく「気」が不足しているのが原因です。
ただの汗っかきだと思っている人も要注意です。
実は、気が不足しているかもしれません。

寝汗が多い人も「気」が不足しています。
汗をまったくかけない人も「気」が不足しています。
汗のかき方は「気」によって左右されます。
ささない鍼をすると「気」を補うことができて、汗のかき方が変化します。
鍼を刺さない施術でも身体の変化を感じていただけると思います。

汗を通して「気」の動きを感じていただけたら、もっと鍼灸が身近な存在になってくれるのではないかとも思いましたが、どうでしょう??

なかなか妊娠しない方は、ささない鍼で「気」を補ったり、「気」の流れを良くすることで妊娠したりしますが、ささない鍼施術ってどんなの??
と思われる人もおられるでしょうから、ささない鍼施術の動画を作成しようかと検討中です。

奈良県生駒市東松ケ丘2-5

こも池鍼灸院