妊活をする上でやって欲しいことは、基礎体温表をつけること!
基礎体温を測ることにストレスを感じてやめてしまう人もいますが、当院に限って言えば、基礎体温をつけている人の方が妊娠されています。
更に言えば、測って終わりだけの人より、ちゃんと基礎体温表に記入している人やアプリを使って表にしている人の方が妊娠されています。
おそらく基礎体温表をつけると、妊娠に必要な情報をたくさん得ることができることや、表を見てこちらからのアドバイスがしやすくなることや、何より鍼灸を受けているとガタガタの基礎体温が二層に変化したり、短かった高温期が長くなったり、体の変化を基礎体温表から客観的にも分かるようになることも関係しているように思います。
基礎体温表を付けるようになると何が分かるのか。
1、排卵の有無・時期がわかるようになる
そもそも排卵していないと精子と出会うことすらできません。
排卵は病院で診てもらっている人もいるでしょうが、基礎体温表からも判断できます。
病院で診てもらうなら、子宮・卵巣・子宮頸管に筋腫・のう胞・感染症などがないかを検査してもらうのがいいかもしれません。筋腫による着床不全やのう胞で排卵障害の疑いなど、不妊の原因が分かる場合があります。
2、着床に十分な黄体期(高温期)の長さがあるか
ホルモンの分泌が正常であれば黄体期が10日間は続くはずです。
3、プロゲステロンの分泌はちゃんとあるか
黄体期の中盤で体温の落ち込みがないかどうかで分かります。
4、甲状腺の異常はないか
低温期が長く続き、頸管粘液がだらだらと出る日が続くようなら要注意。
最後に、一番重要だと思うこと。
基礎体温表をつけると、自分自身の体の状態を正確に見ることができるようになるので、女性の平均値を元にした情報に惑わされたり振り回されなくなり、妊娠するタイミングをちゃんと掴めるようになります。
こも池鍼灸院
奈良県生駒市東松が丘2−5 有家マンション103