せんねん灸さんからお届け物

いつもお世話になっているお灸で有名なせんねん灸さんから、商品の改良に向けてモニター案内が届きました。

 
私は、施術の際にツボと呼ばれているところにお灸をすることがあり、それらのツボには1つ1つ名前が付いていて、その名前からそのツボの役割や意味が推測できるものが多くあります。
例えば、膝の内側にある血海というツボは、「血」と深くかかわっていることが推測できます。

それゆえ、月経に関しての症状にはよく使われるツボでもあります。

風邪のひき始めにぞくぞくっとするところは、風門といわれるところだったり、ツボの名前から連想できる場合があります。

そんなこともあって、私は名前には特に注目して見る癖がついてしまっています。
 

そんな私の目でせんねん灸の商品を見てみると、伊吹や近江などせんねん灸の地元滋賀県の名前を取り入れたものが多くあり、地元愛が強い会社なのかと勝手に想像してしまいます。今回のモニターで届いた商品にも琵琶湖という名前が付けられています。

この商品は、棒のお灸で広範囲に温めることができるので、「大きな水の流れも効率よく巡らしていきます」といった意味で付けられているのかどうかは分かりませんが、実際に使ってみた感想をせんねん灸さんにしっかりとお伝えして、どのように改良されて発売されるのか楽しみにしたいと思います。
 

また最近は、地元滋賀を飛び出して、太陽や世界といった宇宙規模の商品名が付けられています。

私個人的には、今後どのような方向へせんねん灸さんの愛が向かうのか、商品はもちろん、商品名にもひそかに注目していたりします。

 

ちなみに、当院では煙の出ないお灸が人気です

煙が出ないので匂いがつきにくく、家でも煙やにおいに気を使わずにできるのが人気の理由ですが、この寒い時期に、人気になるもう一つ理由があります。

気温が下がると煙が体にまとわりついてきてけむたくなりますが、煙が出ないのでその心配がいらないということです。

なぜ煙が体の方へ寄ってくるかと言うと、空気の密度は冷たい方が大きくなり温かくなると小さくなるので、周りの空気の温度より体温が高くなると大きい方から小さい方へ流れていくからです。

 

冷蔵庫を開けた時が分かりやすいかも。冷気が出てくるのを見かけることがあるけれど、逆は見ないと思ったけれど、以前に書いたblogを一つ思い出しました。

近々載せたいと思います。

 

 

奈良県生駒市東松ヶ丘2-5

こも池鍼灸院