新型コロナの影響で運動不足になりがちですが、以前に中年期の運動能力と年を取ってからの脳の萎縮は比例すると発表されていました。
脳は、歳と共に萎縮していくと言われていますが、運動することで萎縮の低下を遅らせることができる可能性があるようです。
脳が萎縮すると、働くが悪くなり認知機能の低下による認知症が待ち構えていますが、できる限り避けて通りたいですよね。
そのためには、運動をして脳に血を送ることが大事だそうです。
適度な運動を中年期にすることで、今だけでなく20年後の脳にも良い影響を与えるみたいです。
その内容はこちら↓
(CNN)中年期の運動能力の低さと歳を取ってからの脳の萎縮には関係があるという調査結果が神経学会誌のオンライン版に発表された。
脳は歳を取ると萎縮して認知機能を低下させ、認知症につながることもある。
しかし、研究チームによれば、運動によって脳の萎縮や認知機能の低下を食い止められる可能性があるという。
米ボストン大学などの研究チームは、認知症や心疾患のない平均年齢40歳の約1500人にランニングマシンで運動してもらうテストを実施し、20年後に再度テストを行って、脳の状態を磁気共振断層撮影(MRI)装置で調べた。
その結果、20年後、ランニングマシンの運動成績が良くなかった人は、脳が萎縮していることが分かった。
運動成績が低かった人のうち、心疾患の症状がなく、高血圧の薬も飲んでいない人は、脳の老化が1年分加速していた。
一方、心疾患の症状があったり薬を飲んでいたりしている人は、2年分の脳の老化が進んでいた。
運動能力と高齢者の認知機能との関連は別の研究でも明らかになっており、2015年5月には中後期の運動能力が高いほど、5年後の脳の萎縮も少ないという研究結果が発表されたいた。
脳の健康のためには中年期の運動が大切で、運動をすれば血流が増えて、より多くの酸素が脳に運ばれて、年を取ってからの認知力の低下を防ぐことができるかもしれない。
と、締めくくられていました。
もし、運動することが良いことだと分かっているけれども、その気になれない方や考えただけで疲れてしまう方などは、まずは鍼灸で身体作りをしてからでも良いと思います。
こも池鍼灸院
奈良県生駒市東松が丘2−5