妊娠初期には気を付けたい『ツボ』

2019年11月20日

ツボにお灸をすると気血の巡りがよくなり、身体の不調が改善される効果が期待できます。


しかし、妊娠初期や(妊娠の可能性のある)高温期には、止めておいた方がいいツボがいくつかあります。

これから挙げる3つのツボは子宮を収縮される働きがあり、妊娠初期にお灸をすると流産してしまう可能性があると言われています。

 

肩井

頭痛・肩こり・首こり・五十肩などに効果があるツボ

パソコンやスマホを長時間使用する人にはおすすめのツボですが、妊娠初期はNGです。

 

合谷

白内障・緑内障などの眼疾患から目の疲れや拇指の腱鞘炎に効果があるツボ

こちらも、パソコンやスマホを長時間使用する人にはおすすめのツボですが、妊娠初期はNGです。

 

三陰交

不妊・月経不順・子宮内膜症・逆子などに効くツボ

婦人科疾患にはこのツボと言われる代表的なツボですが、妊娠初期にはNGです。

(妊娠5カ月からは安産になるツボとして使えます。)

 

 

ちなみに、不妊に効く三陰交は、内くるぶしから指4本上となっていますが、実際には違います(違うことが多いです)。

正しい場所を外してしまうと、妊娠力をつけるツボの効果が減ってしまいます!

当院に通われている方には、家でもお灸ができるように正しいツボの場所にしるしを付けています。

 

奈良県生駒市東松ケ丘2-5
こも池鍼灸院