不妊鍼灸

デンマークの研究が証明!ビタミンDと出産率の深い関係|東洋医学の「陽気」で高める妊娠力

北欧の国・デンマークで行われた追跡研究(デンマーク不妊コホート研究)をご存じでしょうか?

国際的な生殖医療の専門誌『Fertility and Sterility』に掲載されたこの研究では、「ビタミンDの摂取量が、不妊症と診断された女性の出産率に大きな影響を与えている」というデータが発表されました。

国家データで判明!ビタミンD添加で「出産率が87%アップ」

高緯度に位置するデンマークでは、日照時間の短さによるビタミンD不足を防ぐため、かつて政府主導で「マーガリンへのビタミンD添加(100gあたり50IU)」が義務付けられていました(1962年〜1985年)。

研究チームは、このビタミンD添加政策の「実施中」と「終了後」で、不妊症と診断された女性たちが12か月以内に出産に至った割合を比較分析しました。

【時期別の出産に至った女性の割合】

 ビタミンD添加時期(1980〜1985年): 14.5%(917名/6,313名)

 添加終了直後・影響が残る時期(1985〜1986年): 12.4%(174名/1,404名)

 添加の影響がなくなった時期(1986〜1991年): 8.7%(737名/8,495名)

ビタミンDが日常的に補給されていた時期は、添加がなくなった時期に比べて出産に至った確率(オッズ比)が「約87%(1.87倍)」も高かったことが明らかになりました。

このデータは、「体内のビタミンDが充足していることが、着床や妊娠維持、そして出産へ大きなプラスの影響を及ぼす」ということを明確に示しています。

東洋医学で考えるビタミンDと「太陽の陽気」

ビタミンDは別名「サンシャイン・ビタミン」と呼ばれ、日光(紫外線)を浴びることで皮膚で合成される特殊な栄養素です。

これを東洋医学の視点で読み解くと、

東洋医学では、太陽の光を浴びることを「陽気を補う」と表現します。

「陽気」とは、身体をポカポカと温め、生命力を活性化させ、食べたものから良い気血を作り出す原動力のことです。

特に生殖機能や着床・妊娠維持を司る「腎(じん)」という臓腑は、この「陽気(腎陽)」が満たされることで本来の力を発揮します。

日照時間が短い環境や、室内ばかりで日光を浴びない生活が続くと、身体の「陽気」が不足して「腎」が冷えてしまい、結果として卵子の育ちや子宮内膜の環境(着床力)が低下してしまうのです。

 

まずは、朝の光を5分ほど浴びて、体内のビタミンD合成と自律神経をリセットする

 こんなことから始めてみるのもいいかもしれません。

もちろん、刺さない鍼とお灸で「腎の陽気」を高めることもできます。

当院(こも池鍼灸院)では、日々のストレスや冷え、生活習慣によって弱ってしまった「腎(生殖のエネルギー)」や「脾(消化吸収)」の働きを、刺さない鍼(てい鍼)とお灸で優しく補っていきます。

骨盤内の血流量を増やし、内臓からポカポカとした温かな血液を巡らせることで、日光や食事から得た「エネルギー」をしっかりと子宮や卵巣へと届けることができる身体作りにつながります。

「着床しにくいと言われた」「体温が低く、なかなか妊娠に至らない」「授かるための土台作りから見直したい」

そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ当院にご相談ください。

こも池鍼灸院「気めぐり子宝鍼灸」

奈良県生駒市谷田町882-2司ビル1階中央号室

 

出典

Fertility and Sterility

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