新しい年度になって職場環境が変わる人や新しく仕事を始める人、習い事を始める人、ジムに通い始める人などの中に入らない変化のない人が私です。
患者さんの問診と患者さんから無意識に発するあれこれを感じて、それらをヒントに妊娠しやすい身体へと昨日も今日もこれからも、これまた昔から変わりばえしない東洋医学で行っているわけですが、西洋医学における不妊治療の技術は日進月歩ですね。
受精卵を凍結する際に、ヒューマンエラーが起こらないように機械による胚凍結機が開発されたり、顕微授精に使用するガラス針(管)の進歩で卵子にかかるストレスを減らしたりできるようになったことは喜ばしいことですね。
ただ技術の進歩に伴って見える化も増えてきて、どれを見たら(調べたら)妊娠に近くなるのか、悩み事も増えてしまいそうです。
例えば、着床の窓や子宮内フローラを調べたり、自分の血を使用した多血小板血漿(PRP)療法など。
それに、不妊クリニックを選ぶ時は、通いやすい場所や成功率、料金などを見て選んでいたのに、新しい技術や自分が知らなかった情報には、1人でも成功した例を見つけると、それだけで選択肢に入れたくなるような魅力的なものに見えるから不思議なものです。
それが人の心理なのかもしれませんね。
けれども、新しいことが色々と出てきてそれらを試す前に、自分の身体をもう一度見直してみてもいいんじゃないかなと思います。
私は変わらないけど、患者さんの身体を妊娠しやすい身体に変えることはできるかもしれないから。
いや、変えなきゃね。
変えるよ。
こも池鍼灸院
奈良県生駒市東松ヶ丘2-5有家マンション103