芸能人の方々が顔に無数の鍼を刺した写真をSNSにアップされていることもあり、以前に比べると「美容鍼」の知名度は随分と上がったように感じます。
お顔のたるみをキュッと引き締めたい時や、左右の歪み・バランスが気になる時に鍼が活躍するのですが、一般的な美容鍼の現場ではツボの場所というよりも、口輪筋(口の周り)や頬筋(ほうれい線に関わる筋)など「筋肉」を意識して刺すことが多いように見受けられます。
なぜそうするのか?
理由の一つは、筋肉に微小な傷を刺鍼によって人工的に作り、その傷を治そうとする過程で血液中の血小板が集まり、膠原線維(コラーゲン)が生成され、新たな毛細血管が作られて組織が若返る……という西洋医学的な組織修復メカニズムを狙っているからです。
当院はささない鍼施術を行っていますが不妊や体質改善でお越しになる患者さんは、皮膚に一切刺さない鍼であっても、お身体の変化や改善をしっかりと感じてくださっています。
しかし同時に、「なぜ鍼を刺していないのに、冷えが取れたり巡りが良くなったりするんだろう?」と不思議に思われる方も少なくありません。
そんな時、先ほどの美容鍼のように「これこれしかじかで、組織修復が……」と論理的に説明できればスマートなのかもしれません。
ですが、私の口からつい出てくる言葉は、これなんです。
『鍼って、不思議でしょ~』
かつてニュートンが、リンゴが木から落ちるのを見て万有引力を発見したように。
そこには目に見えないけれど、確かに存在する法則や力があります。
当院の「刺さない鍼(てい鍼)」をツボにそっとかざし、優しく触れる時。そこには目には見えないけれど、お身体を巡る「気(エネルギー)」の力が確実に働いているのです。
目には見えないけれど、滞っていた巡りがすーっと解けていく
目には見えないけれど、手足やお腹がぽかぽかと温まっていく
目には見えないけれど、重かった心がふっと軽くなっていく
「見えないけれど、確かにお身体で感じることができる」
これこそが、こも池鍼灸院の、一番の魅力だと考えています。
奈良県生駒市の不妊鍼灸・刺さない鍼灸院
〒630-0251
奈良県生駒市谷田町882-2 司ビル1階中央号室