よもぎ小話

2019年6月12日

生駒から車を走らせること2時間、質の良いよもぎを求めて東吉野村へ

よもぎ加工組合代表の方に色々とお話を伺ってきました。

 

よもぎに携われて20年のよもぎ職人による豊富な知識から、よもぎ蒸しに最適なよもぎや温活方法などたくさんのことを教えてもらい、よもぎの魅力がますます深まりました。

実際にここ数年よもぎの需要がとても増えているそうです。

しかし、よもぎを商品にするまでにすごく手間がかかるわりには採算がよくないことから、よもぎとよもぎの周りに生えている雑草も一緒に刈込、そのまま刻み込んで商品にしているところもあるようですが、ここ東吉野のよもぎは、数日おきにえっこらえっこらと雑草を引っこ抜いて、収穫したよもぎは手で丁寧に揉み洗いされていました。

 

よもぎに対してのこだわりや愛情いっぱいの東吉野のよもぎは、ギュギュっとよもぎ100%です!

 

それは、栽培しているところを見ても納得でした。せっかくなので、よもぎを栽培しているところにも連れて行ってもらい見学してきました。

 

よもぎを前に、思わず両手を上にあげて深呼吸したくなるような澄んだ空気と、西から東へと心地よい風がすーっと吹き抜けていく大地で育つよもぎは、土や太陽から栄養をいっぱい吸収しながらのびのびと成長しているように見えました。

こんなよもぎでよもぎ蒸しをすると、身体に良いのは当たり前だなと納得。

ちなみに、よもぎ組合代表の方は、よもぎに携わるようになってから毎日よもぎ茶を飲むようになり、それからというもの風邪も引かずに元気に過ごせるようになったそうです。

 

帰り道、せっかく吉野まで来たのだから名湯・秘湯のおんせんめ温泉巡りでもと考えていましたが、よもぎで癒された身体をわざわざ洗い流すこともないだろうと思って、温泉には行かずに帰ってきました。

 

当院では、そんなよもぎを使ったよもぎ蒸しです。