妊娠・出産までの施術

抗精子抗体があり自然妊娠は難しいと言われた女性が、5か月後に自然妊娠・出産を迎えるまで|刺さない鍼灸の妊活体験談【生駒市】

「自然妊娠は難しい」と言われて

今回ご紹介するのは、30代半ばで当院に来られた女性の妊活の記録です。

不妊期間は約3年。

不妊のお悩みに加えて、

・腰痛
・肩こり
・冷え
・PMS
・むくみ

など、慢性的な身体の不調も抱えておられました。

お仕事では立っている時間が長く、特に脚のむくみが気になるとのことでした。

月経周期は以前は28日ほどでしたが、26歳を過ぎた頃から31日前後に変化。

大きく乱れることはなく、比較的安定していました。

基礎体温は低温期が36.2〜36.3℃程度、高温期になると36.8℃前後。

そして、妊活を続ける中で大きな転機となったのが、病院で受けた検査でした。

約2年前にフーナーテストを受けたところ、精子に対する抗体が確認され、

「自然妊娠は難しいかもしれません」

と病院で伝えられたそうです。

その言葉に、大きく落ち込まれていました。

病院や薬とは少し距離を置いて、別の方法を探していた

もともと病院や薬に対して、あまり積極的になれなかったという患者さん。

そのため、病院での治療とは少し距離を置きながら、

「ほかに自分にできることはないかな?」

と、別の方法を探しておられました。

以前には別の鍼灸院にも通われていましたが、なかなか状況が変わらず、当院に来院されました。

そこで、当院では身体全体の状態を確認しながら、週1回を基本に施術を進めていくことにしました。

よもぎ蒸しと「刺さない鍼」を中心に

当院では、よもぎ蒸しと刺さない鍼、お灸を組み合わせながら、その日の身体の状態に合わせて施術を行いました。

ただし、よもぎ蒸しについては、生理中や妊娠の可能性がある高温期には行わず、刺さない鍼とお灸を中心にしています。

週1回というペースにしているのは、無理なく継続しながら、毎回のお身体の変化を確認していきやすいと考えているためです。

当院では、妊活中の方にも週1回を基本として施術を受けていただくことが多くあります。

東洋医学では「症状だけ」を見ない

当院の施術では、不妊という一つの症状だけを見るのではなく、

「今、お身体全体はどんな状態なのか?」

ということを大切にしています。

東洋医学では、身体を部分ごとに切り離して考えるのではなく、気・血・水や五臓六腑など、身体全体のバランスをみながら状態を捉えていきます。

今回の患者さんについても、妊活のお悩みだけではなく、冷え、肩こり、腰痛、PMS、むくみなども含めて身体の状態を確認していきました。

刺さない鍼やお灸を行う場所も、毎回同じではありません。

その日の脈やお腹の状態、ツボの反応などを確認しながら、その時のお身体に合わせて施術する場所を決めていきます。

まず感じた変化は「PMS」でした

よもぎ蒸しと刺さない鍼を中心に、週1回の施術を続けて約1か月。

患者さんから、嬉しい変化を聞くことができました。

それまで気になっていた生理前のPMSの症状が、気にならなくなってきたのです。

冷えについても、以前より身体の状態を心地よく感じられるようになってきたとのこと。

妊活では、どうしても「妊娠したかどうか」に目が向きます。

でも、身体の変化は妊娠という結果だけではありません。

「以前より楽になった」

「生理前のつらさが減った」

「身体の冷えが気になりにくくなった」

そんな小さな変化も、妊活を続けていくうえでは大切な変化だと私は考えています。

3か月目、検査結果は変わらなかった

ところが、3か月目に大きな壁がありました。

再びフーナーテストを受けられたのです。

結果は、

精子に対する抗体に大きな変化はありませんでした。

以前と同じような結果。

病院では、

「この状態では自然妊娠は難しい」

と言われたそうです。

それまで前向きに通われていた患者さんも、この結果にはかなり落ち込まれました。

「やっぱり無理なのかな……」

そんな気持ちになってしまうのも、無理のないことだと思います。

数字が変わらなくても、妊活は続いていく

この頃、もう一つ印象に残っていることがありました。

フーナーテストを受ける前に処方された薬が、どうも身体に合わなかったそうです。

その経験もあり、

「できることなら、薬に頼るだけではなく、自分の身体と向き合いながら整えていきたい」

という思いが、より強くなっていきました。

検査結果は変わりませんでした。

でも、だからといって、そこで身体の変化まで止まったわけではありません。

それまでに感じていたPMSや冷えなどの変化も含めて、お身体を見ながら施術を続けていきました。

そして5か月目、嬉しい知らせが届きました

週1回の施術を続けて5か月。

患者さんから、思いがけないご報告がありました。

妊娠されたのです。

「自然妊娠は難しい」と言われていた中での妊娠でした。

もちろん、鍼灸によって妊娠したと断定することはできません。

妊娠にはさまざまな要因が関係しています。

それでも、3か月目の検査結果を受けて落ち込んだ時期を乗り越え、妊活を続けてこられた患者さんから妊娠の報告をいただいたときは、本当に嬉しかったことを覚えています。

翌年、無事に出産

その後も妊娠中のお身体の状態に合わせてケアを続けられ、翌年、無事に出産されました。

最初に来院されたときには、

「自然妊娠は難しいと言われた」

という言葉を抱えておられました。

検査結果を見て、

「もう無理なのかな」

と落ち込まれたこともありました。

それでも、できることを一つずつ続けていった先に、赤ちゃんとの出会いがありました。

検査の数字だけで、未来まで決めない

妊活をしていると、どうしても検査結果が気になります。

AMH、ホルモン値、精子の状態、抗体の数値……。

もちろん、これらは妊活を考えるうえで大切な情報です。

医師から説明を受け、その結果をもとに治療方針を決めていくことも非常に重要です。

一方で、一つの検査結果だけを見て、「自分はもう妊娠できない」と未来まで決めつけてしまう必要はありません。

今回の患者さんも、抗体についての検査結果は変わりませんでした。

それでも、その後に自然妊娠し、出産を迎えられました。

これは、検査結果を軽視していいという話ではありません。

検査結果は大切にしながらも、

「今の自分にできることは何だろう?」

と考えて、一歩ずつ妊活を続けていく。

私は、その姿勢も大切なのではないかと思っています。

妊活中の身体を、全体から見ていく

こも池鍼灸院では、不妊というお悩みだけを見るのではなく、冷え、肩こり、腰痛、PMS、むくみなど、妊活中に感じている身体の変化も含めて、お身体全体をみながら施術を行っています。

刺さない鍼とお灸、よもぎ蒸しなどを組み合わせ、その日の脈やお腹の状態を確認しながら、一人ひとりに合わせて施術しています。

「検査結果を見て落ち込んでしまう」

「自分にできることを探している」

「刺す鍼はどうしても苦手」

そんな方にも、こも池鍼灸院の施術を知っていただけたらと思います。

妊活は、思うようにいかないこともあります。

だからこそ、今できることを一つずつ。

あなたの妊活に寄り添いながら、一緒に身体と向き合っていきます。

 

こも池鍼灸院

奈良県生駒市の不妊鍼灸

〒630-0251
奈良県生駒市谷田町882-2 司ビル1階中央号室

 

※この記事は患者様の臨床体験をもとに構成したものです。鍼灸施術による妊娠や検査数値の改善を保証するものではありません。

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