患者さんの妊娠・出産までのお話 その1『春』の続き
『夏』
春から始めた当院での鍼灸施術
妊娠そして無事に出産できる身体作りは夏を迎えました。
患者さんが一番好きな夏。
この夏に妊娠を!
という思いとは裏腹に、タイミング法や人工授精の結果はいつも陰性続きで、体外受精へと進む準備を始められました。
当院では鍼灸と合わせて、体外受精をされている患者さんも多く来られていることもあり、奈良の○○クリニックはどんな感じで大阪の○○はどんな感じという、他の患者さんから聞くなまの声をお伝えしました。
体外受精と一言で言っても、採卵するまでの薬の処方の仕方、受精卵の移植の方法、移植後の生活スタイルの指導など、病院によって考え方は様々あるようですし、病院の雰囲気なども自分に合うか合わないかも意外と重要なことだと思います。
そんな話を鍼灸に来られた時にしていました。
最後はいろんなところの病院に実際に行ってみて、説明会に参加して自分に合いそうなところに行かれることを勧めました。
患者さんはしばらく悩んだ末に、新しい病院へ。
そこでの血液検査で嬉しい変化がありました。
AMHが改善し、FSHの数値も良くなっていたようです。
鍼灸をするとAMHやFSHの数値が改善することがよくあります。
患者さんにとって数値の改善は、自分の身体が妊娠できる身体へと変化してきている表れであり、妊活の大きな励みになったことだと思います。
新たな気持ちと新しい病院で、いよいよ採卵周期へ。
こも池鍼灸院
奈良県生駒市東松ヶ丘2−5 有家マンション103