逆子はお灸で治る?85%の改善率!妊婦さんも安心の鍼灸ケアとは

2020年1月9日

■ 逆子とは?

逆子とは、赤ちゃんの頭が上や横、おしりや足が下にある状態のこと。

通常、赤ちゃんは出産が近づくと自然と頭を下にしますが、30週を過ぎても逆子のままということもあります。

自然に治ることもありますが、鍼灸施術によって短期間で改善するケースも多いです。

当院では、逆子の改善率は約85%。

1回の施術で治る方もいますが、多くは5回以内の施術で改善しています。

 

■ 逆子に使う代表的なツボ

逆子の鍼灸では、次の2つのツボがよく使われます:

  • 至陰(しいん):足の小指の外側。お灸をすると、胎児を持ち上げる作用があるとされています。
  • 三陰交(さんいんこう):内くるぶしの上。お灸をすると、赤ちゃんを回転させる作用があるといわれています。

この2つを中心に、お身体の状態に合わせて全身の調整も同時に行うことが大切です。

逆子が一度治っても、体のバランスが整っていなければ、また元に戻ってしまうこともあるからです。

 

■ 逆子がなぜ問題なの?

一般的な分娩では、赤ちゃんの頭から出てくるのが自然でスムーズとされています。

しかし逆子のままだと、

  • 足や腕が引っかかって難産になる可能性
  • 帝王切開になるリスク
  • 出産時に通る産道を経ないため、免疫力が弱くなる可能性がある

といったデメリットがあるといわれています。

 

■ 鍼灸は妊婦さんにも安心です

鍼灸は薬を使わず、副作用がありません。

妊婦さんでも安心して受けられる自然なケア方法です。

もし、30週を過ぎて「逆子」と言われたら、なるべく早めのご来院をおすすめします。

週数が進むと、赤ちゃんが大きくなり、回転が難しくなるからです。

37週までが施術の目安。

早ければ早いほど、改善の可能性も高くなります。

 

■ まとめ

  • 逆子は30〜37週が改善のチャンス
  • 鍼灸で85%の改善実績あり
  • 副作用がないので妊婦さんも安心
  • 体全体のバランス調整も重要

お灸や鍼で、赤ちゃんの向きを整え、より自然な出産へとつなげましょう。

楽しいマタニティライフを過ごすためにも、お悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

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当院はせんねん灸セルフケアサポートもしていますので、おうちでできる安産のお灸もお伝えしています。

 

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