健診で「赤ちゃんが逆子ですね」と突然告げられると、「どうしよう……」「帝王切開になってしまうのかな」と不安を感じてしまうかもしれません。
特に35週目の検診などで「もう時間がないかも」と焦ってしまう患者さんから、当院(こも池鍼灸院)にもたくさんのご相談をいただいております。
今回は、なぜ逆子が起こるのか、そして東洋医学・鍼灸でどのように赤ちゃんの向きを優しく整えていくのかについて詳しくお伝えします。
※この記事は当院の臨床データや東洋医学的見立てをもとに構成したコラムです。特定の効果や回転を保証するものではありません。
そもそも「逆子」とは?なぜ整えたほうがいいの?
逆子(頭位以外の胎位)とは、お腹の中の赤ちゃんの頭が上や横を向き、おしりや足が下(子宮口側)を向いている状態のことです。
通常、出産が近づくにつれて頭の重みで自然と頭が下(正頭位)を向くようになりますが、30週を過ぎても逆子のままになってしまうことがあります。
一般的な分娩では赤ちゃんの頭から最初に出てくるのが最も自然でスムーズとされていますが、逆子のままだと以下のようなリスクやデメリットが考慮されます。
・分娩時に足や腕が引っかかってしまい難産になる可能性
・安全を最優先するために「帝王切開」を選択するリスク
・産道を通る際にお母さんから受け取る免疫形成の機会が得にくくなる可能性
改善率は約85%!当院の逆子鍼灸アプローチ
自然に治るケースもありますが、鍼灸施術を取り入れることで短期間でスムーズに改善するケースが非常に多くあります。
当院における逆子の改善率は約85%。
1回の施術でクルッと回転してくれる方もいらっしゃいますが、多くは5回以内の施術で自然な向きへと整っています。
なぜ「全身のバランス調整」が必要なのか?
「逆子のツボだけにお灸をすればいいのでは?」と思われるかもしれませんが、それだけでは不十分な場合があります。
仮に一度逆子が治ったとしても、お母さんのお身体全体のバランスが乱れていてお腹が冷え切っていたり、子宮の一部が張っていたりすると、赤ちゃんが再び居心地の悪さを感じて元に戻ってしまうことがあるからです。
当院では、至陰や三陰交への刺激だけでなく、皮膚を刺さない優しい鍼(てい鍼)とお灸を使って全身の気血の巡りを整えます。
お腹全体がポカポカと温かく、やわらかい「赤ちゃんにとって居心地のお部屋」を作り、元に戻りにくい安産体質へと導くことが目指しているからです。
勝負は「30〜37週」!早めのご来院をおすすめする理由
逆子鍼灸をお受けいただく目安は30週〜37週までです。
週数が進めば進むほど赤ちゃんはどんどん大きくなり、子宮内でのスペースが狭くなって頭を回転させることが物理的に難しくなってしまいます。
「35週目の検診で分かった」という方も諦める必要はありませんが、早ければ早いほど回転・改善の可能性は格段に高くなります。
37週でも治るケースがありますので、
「逆子と言われた」「帝王切開の予定日までに何とかしたい」という方は、ぜひ一日でも早くご相談ください。
おうちでの「安産お灸」もお伝えします
お灸はお腹の赤ちゃんやお母さんの身体に負担が少ない、自然派ケア。
また、私は「せんねん灸セルフケアサポーター」の資格を有しております。
院での施術だけでなく、ご自宅でお母さん(またはパートナーの方)が安全にできる「安産のお灸・逆子セルフケア」のツボや据え方も丁寧にお伝えしています。
お腹の中の赤ちゃんを安心させてあげて、より自然で望ましい出産を迎えるために、まずは一度当院までお気軽にご相談くださいね。
こも池鍼灸院
奈良県生駒市谷田町882-2司ビル1階中央号室