甘いもの(砂糖)の摂り過ぎは冷えと不妊のもと?東洋医学で解く「甘いもの中毒」と妊活

ケーキやどら焼き、和菓子、そしてコーラなどの炭酸飲料……。

私たちの身の回りには、白くて甘い誘惑がたくさん溢れています。

そう、今回は「お砂糖(特に白砂糖)」についてのお話です。

 

日本政府は「2035年 日本は健康先進国へ」というスローガンを掲げ、子どもからお年寄りまで誰もが安心していきいきと過ごせる社会を目指して保健医療システムの構築を進めています。

(ちなみに2035年は、日本では1963年以来72年ぶりとなる皆既日食が見られる年でもあるそうです!)

その医療財源を確保するための検討リストの中には、たばこやアルコールと並んで「砂糖への課税(砂糖税)」が挙げられています。国レベルでも砂糖の過剰摂取による健康リスクが重く見られているということなんだと思います。

 

砂糖が身体に与える2つの大きなリスク

では、砂糖を摂りすぎると身体にどんな悪影響があるのでしょうか?

1. 骨がもろくなる(骨粗鬆症リスク)

砂糖を多く摂ると体内に消化しきれない砂糖が残ってしまい、それを代謝・消化するために体内の貴重なミネラル(カルシウム)が大量に消費されてしまいます。この状態が続くと骨のカルシウムが削られ、骨粗鬆症のリスクが高まってしまいます。

2. 「体の冷え」

甘いものを食べ過ぎると、身体は冷えやすくなります。

西洋医学的には、砂糖の摂取によって血糖値が急上昇し、それを下げようと大量のインスリンが分泌されることで低血糖を起こし、体温が下がるためと言われています。

東洋医学で考える「砂糖」と「脾(ひ)」の冷え

東洋医学の視点で見ると、甘いものの過剰摂取は身体を温める消化吸収の要である「脾(ひ)」の働きを著しく弱めてしまうと考えます。

「脾」はお腹(胃腸)のエネルギーであり、食べたものから良い血液や熱を作り出すエンジンです。甘いものを摂りすぎるとこのエンジンが冷えて働きが低下し、全身や子宮周りの血流が悪くなってしまいます。

お腹や子宮が冷えると血行不良(瘀血)が起こり、卵巣や子宮に十分な栄養が届かず、妊娠しにくい体質へと繋がってしまうのです。妊活中の方は、特に砂糖の摂りすぎに注意が必要です。

麻薬のように?やめられない「甘いもの中毒」の正体

「冷えるのは分かっているけれど、甘いものがやめられない……」

そう悩まれる方も多いはずです。実は、砂糖を摂ると脳内で快楽物質である「エンドルフィン」や「ドーパミン」が分泌され、手軽に強い幸福感を得られる仕組みになっています。(スマホも同じような作用があると言われています)

そのため脳がその快楽を記憶し、疲れやストレスを感じるたびに「砂糖が欲しい!」と強く欲する甘いもの中毒に陥ってしまうのです。何だか少し恐ろしいですよね。

我慢するのではなく「お腹(脾)のエネルギー」を満たそう

甘いものを無理に「絶対禁止!」と精神力や気合だけでやめようとすると、ストレス過多となると、東洋医学でいう「肝(かん)」の気を乱して自律神経まで崩れてしまいます。

大切なのは、砂糖で手軽な快楽を得ようとするのではなく、「脾(胃腸)」の働きを整えて、甘いものに興味が減る状態にしてあげることです。

当院(こも池鍼灸院)では、刺さない鍼(てい鍼)とお灸で優しくアプローチし、「脾」の働きを高めていきます。

「脾」の働きが改善されると、不思議と「あんなに欲しかった甘いものを、そこまで必要としなくなった」とおっしゃる患者さんがたくさんいらっしゃいます。

「砂糖の足し算」をやめて、巡りの良い授かり体質へ

不妊治療や妊活を頑張っていると、つい不安から「体に良いサプリや飲み物」を足すことばかりに目が行きがちです。ですが、「砂糖の摂りすぎ」という引き算をするだけでも、身体の冷えや巡りはガラリと変わります。

「ついつい甘いものを食べすぎてお腹が冷えている気がする」

「甘いものがやめられなくて妊活がうまくいかない」

そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。刺さない鍼とお灸でご自身が持つ自力で温まる力を引き出し、赤ちゃんを迎えやすいポカポカのお身体づくりをサポートいたします。

 

こも池鍼灸院の「気めぐり子宝鍼灸」

奈良県生駒市谷田町882-2司ビル1階中央号室