背中のサインから考えること

2019年7月5日

私は、ツボを探す時に目で皮ふを確認しながらツボを探すより、目を閉じて手の感覚で探すことが比較的多いです。

目を閉じながら患者さんの背中に手を当てた時に、ツボを感じながら色も感じることがあります。

その色は、青だったり赤だったり、また青でも明るい青の時もあれば暗い青の時もあります。

そして、その色が鍼をする場所のサインになっていたりするのですが、これから分かったことがあります。

 

背中を上から順番に①肺・②心・③肝・④脾・⑤腎と五つに分けて治療法を立てるやり方があるのですが、これを積聚治療と言って鍼灸師でこれを知らないならもぐりじゃないかと言われるほど!?有名な治療法があります。

例えば、腎が弱っている人には、①→⑤→・・・と順番にしていく法則があります。

この五つを色でも表わすことができて、上から①白・②赤・③黄・④青・⑤黒となります。

私は色を感じて鍼をする場所を選んでいますが、その順番が積聚治療の法則にとても似ていることに気づきました。

 

以前から積聚治療のことは知っていたけれど、こんな形でつながるとは思ってもみなかった。

そんな話を妻にしたら、色で解決できるならパワーストーンならぬパワーTシャツでも作ったらと。

妻は、私のこの発見よりもアイデアグッズの方に興味があるようでした…。

 

私は患者さんが発する色を頼りに鍼を使って身体の状態を良くすることができるけれど、患者さんが発する色から『あなたはこの色のTシャツを着れば良くなります』というアイデアはどうなんでしょうか??