不妊で通われていた方のお話し。その2の続きです。
<変化のち変化なしのち嬉しい変化>
(変化)
よもぎ蒸しと刺さない鍼を基本に週1回のペースで通われて約1ヶ月後
血流が良くなり身体の冷えが取れてきたことで、生理前のPMS症状がなくなった。
(変化なし)
当院に通われて3ヶ月目に、再度フーナーテストをする。
精子に対して攻撃する抗体の数値は以前と変化なし。
この結果から、このままではやはり自然妊娠は無理だと言われて、かなり気分が下がったようでした。
しかし、このフーナーテストを受ける前に薬を処方されて、それを服用していたようですが、その薬が体に合わなかったようで、できることなら薬なしで身体を良くしたいという思いが強くなったようでした。
(嬉しい変化)
当院での週1回の施術を続けて5ヶ月目に嬉しい変化が訪れました。
精子に対しての抗体(免疫性不妊)が強いので、自然妊娠は無理と言われていましたが、そんなことをはねのけて、患者さんのお腹に新しい命が宿りました。
そして、翌年に無事出産されました。
そもそも妊娠は奇跡とも言われています。
その奇跡を起こす可能性をたとえ少しかもしれませんが確率を上げることが鍼灸は秘めていると実感した瞬間でした。
病院での検査の数値が全てではありません。
抗体の数値が高くても自然妊娠することだってあります。
もし、AMHの数値が低くても妊娠は可能です。
数字にとらわれすぎて悲観的になることはないと私は思います。
もちろん、年齢に関してもね。
こも池鍼灸院
奈良県生駒市東松が丘2−5 有家マンション103