2015年に書いたblogです。
当院は、ささない鍼を使って施術をしています。
ささない鍼を患者さんの皮ふに当てると(実際には皮ふの数ミリ手前で鍼を止めるので、実際には皮ふに当ててはいません)、いろいろなリアクションがあります。
どんなリアクションがあるかと言うと、身体の中で血が巡っていくのが分かる方やぴりぴりと電気が走るような感じだけれど痛くはない不思議な感じや、鍼が皮ふに入っていくような感覚がする方などなど。
東洋医学を熱心に勉強されている方の中には、○○の経絡に響く感じがしたと、とてもマニアックに話してくださる方もおられます。
そんなある時、首にあるツボに鍼をすると子宮が温かくなる感じがしたと言われた方がおられました。
首に鍼を当てると子宮が温かくなるのは不思議かもしれないですが、これが東洋医学のなせる業です!と言いたいところですが、西洋医学的に、これは視床下部から脳下垂体を伝わり、子宮や卵巣に流れる血(ホルモン)の分泌やよくなる場所がここにあるようにも考えられます。
どちらにしても、子宮や卵巣への血流が良くなることは、妊娠力が上がりますので喜ばしいことですよね!
2020.7月現在はこの首のツボはほとんど使うことはありません。
なぜなら、もっと子宮への血流を良くする方法を見つけたからです!
その結果
妊娠される方が増えました。
こも池鍼灸院
奈良県生駒市東松ケ丘2-5