ほんわか妊娠図|妊活中に大切にしたい睡眠・食事・身体の整え方

妊活をしていると、

「何を食べたらいいんですか?」

「どんなことをしたら妊娠しやすくなりますか?」

と聞かれることがよくあります。

もちろん、食事も大切。睡眠も大切です。

でも、妊娠のために「あれもしなきゃ」「これもしなきゃ」と足し算ばかりしていくと、かえって心が疲れてしまったり、何をすればいいのか分からなくなってしまうこともありますよね。

 

今回は、私が普段から大切にしている「ほんわか妊娠図」という考え方についてお話ししてみようと思います。

身体を整える、シンプルな3つの基本

「身体の冷えが気になる」「体質を改善したい」と思ったとき、まずは日々の生活の土台を見直してみることから始まります。

やるべきことは、とてもシンプルです。

  • よく寝る
  • ちゃんと食べる
  • 無理をしすぎない(よく笑う!)

「足し算」のケアに追われる前に、この基本を大切にしてみてください。

1.妊活中こそ「よく寝る」

サプリメントや特別なケアに目が向きがちですが、睡眠の質や睡眠時間も、妊活中の体調管理では大切にしたいポイントです。

  • なかなか寝付けない
  • 夜中に何度も目が覚める
  • 朝起きてもスッキリしない

このような悩みがある方は、まず生活リズムを整えることから始めてみましょう。

よく「夜10時〜深夜2時の間に寝ないとホルモンが出ない」と言われることもありますが、特定の時間帯だけを厳密に気にする必要はありません。

大切なのは、できるだけ規則正しく、ご自身にとって十分な睡眠時間を確保することです。

2.楽しく「ちゃんと食べる」

食事についても、「妊娠にいい特定の食材」だけを毎日摂り続ける必要はありません。

  • ごはん
  • お味噌汁
  • 野菜
  • お肉・お魚
  • 水やお茶

特別なものに偏るのではなく、いろいろな食材を組み合わせてバランスよく、よく噛んでゆっくり食べることを大切にしてみてください。

過剰な摂取に注意したいこと

「○○が妊活にいい!」と聞くと、試したくなりますよね。

でも、健康食品やサプリメントがすべての人に合うとは限りません。

実際に当院でも、「身体にいいと聞いて毎日摂っていた健康食品をやめたら、身体の不調が落ち着いた」という患者様がいらっしゃいました。

身体に良いとされるものでも、摂りすぎたり、自分の身体に合わなかったりすることがあります。

何かを新しく足すことだけではなく、「今の自分に本当に必要なのかな?」と一度立ち止まって考えることも大切です。

東洋医学で考える「身体全体をつなぐ」ということ

バランスの良い食事をしていても、以下のような悩みを抱えている方は少なくありません。

  • ちゃんと食べているのに疲れやすい
  • 胃腸の調子が安定しない
  • 食欲が湧かない

東洋医学では、「何を食べたか」だけでなく、「食べたものを身体がどのように受け止めているか」という過程も大切に考えます。

当院では、食事内容そのものだけでなく、「その人の身体に合った内容なのか」という視点も大切にしています。

症状の「点」ではなく、身体の「全体」をみる

治療の話になると、「この症状にはこのツボ」と細かく分類されがちです。

でも、実際の身体はもっと複雑です。

冷え、睡眠不足、疲れ、生理の悩み、肩こり、胃腸の不調……。

これらが重なっているとき、症状ごとに足し算の治療をしていくと、糸が絡まるように複雑になってしまいます。

だからこそ私は、一つひとつの症状を追いかけるだけでなく、その奥にある「身体全体の状態」をつなげて調べることを大切にしています。

自分でも気づいていない身体の声を聞く

歴史ある土地の地層を掘り返すと、昔の土器が見つかるように、人間の身体の奥深くにも、まだご本人が気づいていない変化や声が静かに眠っています。

だからこそ、当院では患者様のお話を聞くだけでなく、

  • 脈を診る(脈診)
  • お腹を診る(腹診)
  • ツボの反応をみる

これらの情報をつなぎ合わせ、今のその人に必要な場所を考えながら、そっと鍼を当てていきます。

エピソード:身体の変化から育まれた命

以前、「子宝に恵まれたい」とご来院され、週1回ほどのペースで鍼灸を続けられていた患者様のお話です。

ある日、来院されるなり、とても嬉しそうに、

「最近、寒さや冷えをあまり感じなくなりました!」

と話してくださいました。

まるで妊娠されたかのような、あふれんばかりの喜びようでした。

ご自身で身体の変化を実感されたのだと思います。

その後も施術を続けられ、数ヶ月後にご妊娠されました。

そして、無事に男の子を出産されました。

もちろん、妊娠にはさまざまな要因が関係します。

このお話も、鍼灸だけが妊娠につながったと考えるのではなく、妊活を続ける中で感じられた一つの変化として受け取っていただければと思います。

妊娠は完成図のないジグソーパズル

妊娠は、あらかじめ完成図が決まっているジグソーパズルではありません。

  • 睡眠と身体
  • 食事と身体
  • 仕事と身体
  • 気持ちと身体

さまざまなピースが心地よくつながった先に、嬉しい変化が訪れることがあります。

「よく噛んで食べる」

「よく寝る」

「よく笑う」

まずは、このシンプルで優しい土台を大切にしてみてください。

そして、その土台を整えるための選択肢のひとつとして、鍼灸を活用していただければ幸いです。

生駒市で妊活・不妊鍼灸をお探しの方へ

こも池鍼灸院では、脈診や腹診、ツボの反応を確認しながら、お一人おひとりの状態に合わせた施術を行っています。

当院では、鍼を刺さず、皮膚にそっと当てる「刺さない鍼」を使用しています。

鍼を刺すことに不安がある方にも、受けていただきやすい施術です。

冷えや睡眠のお悩み、妊活中の身体のケアについて、どうぞお気軽にご相談ください。

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