こも池鍼灸院の施術『子宝への道』を簡単にまとめてみました。
こも池鍼灸院では、全身の気血の流れを良くすることを徹底的に行います。
なぜなら、着床までの過程を見てもらうと分かると思います。
1 月経時期に脳の視床下部からGnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)が分泌され、下垂体へFSH(卵胞刺激ホルモン)の分泌するように働きかけます。
2 下垂体はFSHを分泌して卵巣に卵胞の成熟を促します。
3 成熟した卵胞は、卵胞ホルモン(エストロゲン)を分泌します。
4 卵胞ホルモン(エストロゲン)は、子宮内膜を育て頸管粘液を分泌します。
5 卵胞が大きくなると視床下部から下垂体にLH(黄体ホルモン)を大量に分泌します。(このことをLHサージと言います)
6 LHサージによって排卵が起こります。
7 排卵後の卵胞は黄体に変化してプロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)が分泌し、子宮内膜が厚くなり受精卵が着床しやすい状態にします。
妊娠する過程には、いろんなホルモンが必要でありそれらを運ぶのは血液だからです。
そして、それらのホルモンを司るのが大脳の視床下部です。
ここで注意!
基礎体温の低温相と高温相の差が0.3度以下の人はもしかすると無排卵かも?
低温相は通常12~16日と言われています。12日より短い場合は卵子が未成熟の可能性があります。
逆に16日より長い場合は黄体機能不全(黄体ホルモンの分泌が原因で受精卵が着床できない状態)の可能性があります。
これらを踏まえて
妊娠する身体作りに欠かせない3つのポイント
①脳下垂体からFSHホルモンをしっかりと出すこと
②ホルモンが血液に乗って卵巣に運ばれること
③卵巣に運ばれたFSHホルモンにより卵巣から卵巣ホルモンがしっかりと分泌すること
妊娠・出産には質のよい卵胞が育つ身体が重要になってきます。
そのためには、血の流れがとても大切だと先ほど書きましたが、これには気・水も深く関わってきます。
気が不足していると血を流す力が弱くなり血流が悪くなります。
水が不足していると血がどろどりになり血の流れが悪くなります。
こも池鍼灸院『子宝の道』
身体の源、気・血・水をうまく循環させる!
気・血・水の流れを良くするのは、ささない鍼の得意分野です。
身体の状態に合わせたツボにそっと当てることで、経絡を伝わって気・血・水の流れが良くなっていきます。
子宮や卵巣だけにとらわれずに身体全身を整えることで身体の底上げをして妊娠力を高めていきます。
*当院の施術は、ささない鍼を使用するため出血や感染の心配がありません。
大脳の視床下部を活性化!
自律神経の最大の中枢は大脳の視床下部にあります。また女性ホルモンを調節しているところでもあります。
自律神経(交感神経・副交感神経)と整えることにより、女性ホルモンもおのずと整えられていきます。
冷え万病のもと。冷えを根本から改善!
お灸は、せんねん灸などの台座灸に加えて当院オリジナルの塩灸を使用します。
不妊で悩まれている方は手先・足先や自覚症状はない方もおられますが内臓が冷えている場合が多いです。
その際に活躍するのが塩灸です。塩灸を皮ふに当てると身体の芯からぽかぽかと温まっていく効果が期待できます。
毛細血管も活性化され、子宮もしっかりと温めることができます。
ストレスを溜めない身体へ!
誰しもストレスを溜めたくて溜めている人はいないですよね。
けれども、あかちゃんのことで夫婦間で意識のズレからなかなか理解してもらえない苛立ちや、生理が来るたびに落ち込んだり、いろいろ思い通りに行かずにストレスが溜まっていくこともありますよね。
ストレスホルモンは血液の流れを阻害してしまい、これがまた悪循環になって良い事なんて何もありません。
しかし大丈夫です。
当院の鍼灸治療で改善できます。
できれば運動も取り入れてみて!
体を動かすと凝り固まった気持ちも緩み、気分転換ができます。
あかちゃんのことでぐるぐると堂々巡りをしている方は、
体を動かすことで今までとは違ったアイデアを思いつくかもしれませんよ。
また、適度な運動はホルモンや自律神経にも良い影響を与えると言われています。
今は運動する気が出ない人やあと一歩が踏み出せない人も鍼灸をすると大丈夫です。
活動的な自分に少しずつ出会えるようになります。
まとめ
当院の施術は、質の良い卵を授かる力・妊娠を継続できる力を目的にしています。
そのためには、気・血・水を整えることが大切になってきます。
一回、二回の施術で身体が変わるのは難しいかもしれません、しかし継続することで約7割の方が妊娠する身体に変化しています。
もしあなたが、なかなか妊娠に至らないのなら、鍼灸を取り入れてみてくださいね!
奈良県生駒市東松ケ丘2-5
こも池鍼灸院