高温期が短いのはなぜ?東洋医学からみる原因とケア

妊活中に基礎体温を測っていると「高温期が短いのでは?」と不安に感じる方も多いでしょう。
高温期は受精卵の着床に欠かせない大切な時期。理想は12〜14日ですが、10日未満の場合は妊娠に影響することがあります。

ここでは、東洋医学から見た原因をご紹介します。

高温期が短いのはなぜ?
東洋医学で考える4つの原因

1. 腎虚(じんきょ)
ホルモンや生殖力をつかさどる「腎」が弱まることで、高温期を維持できなくなる。
症状例:足腰の冷え、疲労、腰痛

2. 気虚(ききょ)
体を温めるエネルギー不足。体温を安定して維持できない。
症状例:朝からだるい、食後の眠気、風邪をひきやすい

3. 血虚(けっきょ)
子宮内膜を養う血の不足。妊娠環境が整いにくい。
症状例:顔色が白い、生理量が少ない、めまい

4. 気滞・瘀血(きたい・おけつ)
ストレスや血流の滞りで、子宮や卵巣の働きが乱れる。
症状例:イライラ、生理痛、経血の塊

まとめ

高温期が短いのは「黄体機能が弱いから」とひとことで片づけられがちですが、東洋医学では 腎・気・血・流れのバランス の乱れと捉えます
自分の体質に合わせたケアを取り入れることで、妊娠しやすい体につながります。

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