妊娠力アップには、ミトコンドリアと血糖値!

タイトルは立派だけど、文章はいつもながらゆるゆるです。

この前の日曜日は、奈良マラソンでした。
以前、42.195kmを途中でバテずに走りきるためのヒントがないかなと思い、アスリートの食事法の本を読んでいると、ここにもミトコンドリアについて書かれていました。
ミトコンドリアの状態を良くしておくと、身体のパフォーマンスが上がるそうです。
妊活にもミトコンドリアが注目されていますが、スポーツの世界でも一緒なのかもしれませんね。

 

そもそもミトコンドリアがなぜこんなに注目されるの??
それは、人間の身体には細胞が37兆個(60兆個?)あり、その細胞ひとつひとつにミトコンドリアがいて、それらは酸素を使って細胞の活動エネルギーを作りだす重要な働きをしていてからかな。

妊娠で考えてみると、ミトコンドリアは卵子の育ち・排卵・受精・分割・着床に関わるエネルギーを作っていることになりますね。

今風にいうと、ミトコンドリア”神”といったところでしょうか。

しかし、問題もあるようです。
活動エネルギーを得るために大量の酸素を使い、そしてその分活性酸素をはき出してしまいます。

活性酸素が出ると細胞や遺伝子にダメージを与えてしまいます。
卵胞の質・子宮内膜に影響が出てきてしまいます。

そこで活躍するのが酵素です。
この酵素のことを抗酸化酵素を呼んでいます。

これで大丈夫。

 

となればいいのですが、抗酸化酵素は加齢とともに鈍ってきてしまい、酸化の方が強くなると酸化ストレスが起こってしまいます。

これを改善するために本で紹介されていたのが、良質なアブラを摂取することでした。

良質なアブラを摂ることで、ミトコンドリアの細胞膜の性質が変わり、活性酸素が発生しにくくなる可能性があるそうです。
それに加えて重要になってくるのが、血糖値だと言われています。

血糖値が乱れると酸化ストレスが増加するそうです。

妊活していると気になる卵子と精子の質問題。
質の良い卵胞と精子を作るには酸化ストレスが起こりにくくするためことが大切で、血糖値は85mg/dl以下が望ましいと別の本で読んでことがあります。

 

妊娠力アップに欠かせないミトコンドリアと血糖は、普段の生活の中で少し意識することで変えていくことができるかもしれません。

 

私は、日曜日のマラソンはなんとか完走しましたが、自己ベストより50分ほど遅いタイムでした。
身体のパフォーマンスが上がるように、まずは、ミトコンウォークと良質なアブラ(オリーブオイルやサバ・アジなどの青魚)と糖質過多にならないようにご飯や麺類、パンの摂り方も意識してみようと思いました。

 

奈良県生駒市東松ヶ丘2-5
こも池鍼灸院