前回は、基礎体温の重要性妊活をする上でやってほしいこと(タイミング法の場合)を書きましたが、今回はそれに合わせて意識してほしい頸管粘液についてです。
頸管粘液は、排卵が近くなるにつれて増えて、排卵前にピークを迎えその後急速に減っていきます。
そのため、妊娠しやすい時期の目安になりますので、基礎体温表と合わせて頸管粘液も意識してみてください。
なぜ、排卵付近に頸管粘液が増えるのか?
普通、膣内は胃の中と同じで酸性です。
胃では、食物の消化や菌の殺菌が行われるように、膣内でも菌の殺菌が行われていますが、それでは、精子も死んでしまいます。
そのため、頸管粘液を出して膣内をアルカリ性に変えて、精子の運動を助けて卵子と受精しやすい環境に変えるためです。
もし、頸管粘液が少ない人や排卵誘発剤を使うようになってから減ったという人は、卵子と精子が巡り会えていない可能性があります。
鍼灸では(私の場合)、足の内側の状態で判断できます。そして、改善していくことができます。
鍼灸で妊娠力が養えます。
こも池鍼灸院
奈良県生駒市東松ヶ丘2−5 有家マンション103