休診日は、普段なかなか読み進まない本を手に取り、頑張って読もうと試みるもしばらくすると挫折してしまい、読みやすい本に手が伸びるというのがよくある展開です。
先日も例にもれず、約40年ほど前に出版された生命潮流という本を読み始めてみたもののさして続かず、この前、生駒にトークイベントに来ていた朝井リョウさんの本をさくさくと読んでいました。
読み進めると、こんなことが書いてありました。
「はじめて踏み洗いを試みた母は、布団を踏むたび踏むたび濁っていくお湯を見てとても驚いた。それ以来、踏み洗い以外の方法では布団はきれいにならないと思いこんでしまったらしい」
外を見ると、天気が良いし風も少しあって洗濯物を干すには好条件ということも相まって、お風呂にお湯を溜めて布団を足でばしゃばしゃと踏んで、濁っていくお湯をみて共感してみることに。
しかし、その後の布団の脱水作業が重労働。
少しでも早く乾いて欲しいから水きりにとても時間を費やすことになり、物干し台に持ってきた時には、首と肩がパンパンになっていました。
そんな時には、手三里や曲池にお灸です。
ひと段落して、また本を読み進めていくと数ページ後に、
「布団の乾燥は十分では終わらない。百円分の乾燥が終わるたびに中の布団を触ってみて、まだ湿っているようならば、また百円を追加していく」
と。
乾燥は機械任せなのね…
今度、せんねん灸セルフケアサポーターとしてせんねん灸京都さん主催のイベントに参加してくるので、お灸をする小話が一つできたと思えば、結果オーライ!?
参加してきました。