私の鍼灸院にも、営業マンが来たり、電話などで『あなたの鍼灸院に来院される方をもっと増やすことができるかもしれませんよ』と勧誘があります。
最近の流行りは、LINEを使った宣伝や集客が多いみたいで、今回もLINEを使った集客のお誘いでした。
しかし、私はいまだにLINEをやっていませんので、このような案件には乗れないのです。
なので、今回は丁重にお断りしました。
LINEを使っていない私が集客の方法を考えていると、一筋の光が差し込んできました。
先日、私と妻が家にいる時にピンポーンとインターホンが鳴り、妻が応答していると、とりあえず玄関先まで出て来て欲しいと言われたようで、普段なら怪しい感じがしてその場でお断りするところが、すごく興味がわいたらしくすたすたと出ていきました。
玄関を開けるとそこには男性営業マンがいて、しばらく話をしていたようです。
そして、話せば話すほど興味がわいてきたようで、これは完全に営業マンの思うツボではないかと思われるかもしれませんが、妻のツボにハマっただけだったようです。
なぜって?
それは、男性営業マンの話し方が、
『これ見てくださる~』
『とてもおススメですのよ~』
と、早い話がおねえキャラだったようです。
いつもなら、インターホンで話を完結させてしまうのに、玄関先まで行かせるおねえ。
おねえは独特の魅力を持ち合わせているのでしょうね。
人を引き付けるそんな魅力を私も持ち合わせたいものです。
私も早速やってみましょうか!?
『これ、ささない鍼ですのよ~』
『痛くなくて、とてもおススメですのよ~』
果たして一筋の光は差し込むのか!?
やっぱりLINEの方がいいのかも!??
しかと考えてから行動に移した方がよさそうですね…
その後
LINEを作ったのか!?
結論から先に書くと、こも池鍼灸院の公式LINEアカウントを作りました!
以下の文章は、「LINEのお知らせ」を、こも池鍼灸院風に書くと。
私はいまだにLINEをしていないんだけれども、最近周りからは何でLINEをしていないんだと、まるで家から出かける時は靴を履いてでかけるでしょ!と同じような感覚で言われると、そんなに私は世間からずれているのかとしばし思案してしまうわけですが、そんな思案中にあることを思いつきました。
これはもしや私が思っている鍼に対しての感覚と同じなのかもしれません。
私からすると(もちろん私が鍼灸師であるということも大きいのでしょうけど)、鍼をしたことがないと聞くと、何で鍼をしないの!?と思うわけです。
もちろん、心身ともに健康だからと答える人もいるでしょうけど、鍼は思っている以上に色んな場面で役に立つものなんです!
肩こりや頭痛、生理痛、腰痛、腹痛など肉体的苦痛。
イライラや不安感、恐怖感や劣等感など精神的苦痛。
子どもが欲しい思い。
きれいになりたい気持ち。
いろいろ挙げるときりがないですが、人が生きていく中で遭遇するであろうことに鍼が味方になってくれます。
頭が痛いからこの薬、胃腸の調子が悪いからあの薬、生理痛にはあっちの薬…
そんなことをしなくとも鍼一本で改善されていきます。
鍼はとても万能なんです。
しかし、私がLINEの存在は知っているけれど具体的にどれだけ役立つものなのか分からないように、鍼を受けたことがない人にとっては身体にどれくらい役立つものなのか分からないものなのかもしれません。
ましてや多くの鍼灸院が刺す鍼を使用しているのに対して、私はささない鍼というちょっと変わった鍼を使うので、さらにイメージがしにくい世界になってしまうかもしれませんね。
どう表現したら伝わるのか??
私の鍼を受けた方は、『不思議な鍼』という言葉を口にされる方が多いです。
ますます難解になってしまう!?
家から出かける時には靴を履いていくように、鍼灸がそんな身近で当たり前のような存在になると、人生の色んな局面で役に立つはずです。
あなたもささない鍼で現状を変えませんか!!
奈良県生駒市東松ケ丘2-5
こも池鍼灸院