身体がしんどいのは、HSP気質が原因かも!?
*HSPとは、ハイリー・センシティブ・パーソンの略で、感度がとても高くそれゆえ過敏に反応してしまう人のことです。
HSP気質の人は高い感受性を備えている反面、敏感すぎるがゆえに他人の気や電磁波など周囲の影響を受けやすく、これらが原因で体調不良になることがしばしばあります。
しかし、自分自身と向き合い理解することで、普段の生活が今よりももっと楽に送ることができるようになります。
以下の問いに対して当てはまる項目が多いほどその傾向にあります。
□周りの小さな変化にもわりと気が付く。
□人の気分に左右されやすい。
□痛みに弱い。
□忙しい日が続くと、ひとりきりになりたくなる。
□カフェインに弱いほうだ。
□まぶしい光、強烈なにおい、ごわごわした布地の肌触り、サイレンなどの大音量は苦手だ。
□騒音や大きな音に耐えられない。
□本や映画、音楽や写真・絵画などに心が動かされやすい。
□何かをする時は、中途半端がいやで丁寧にする方だ。
□何事にもビクッとしやすい。
□短い時間に多くのことを抱えると、アタフタしてしまう。
□誰かが物理的な環境で落ち着かない思いをしている時(たとえば、電灯の明るさや席の位置)、どうしたら心地よくなるか、気づくタイプだ。
□一度に多くのことを頼まれるとイライラしてしまう。
□ミスや忘れ物がないように、いつも気をつけている。
□あまりにもいろんなことが周りで起きていると、気分が悪くなる。
□お腹が空きすぎると、集中力を欠いたり気分が乱れたりといった強い反応が起こる。
□生活に変化が起こると、混乱する。
□普段の生活では、動揺するような状況を避けることを優先している。
□課題(仕事)をやる際に競争させられたり、見られたりしていると、緊張して、普段の実力が出せなくなる。
HSP気質の人はけっして稀な人ではなく、5人に1人はいるといわれています。
しかし、まだまだ認知度が低くこれらの症状を病院で訴えても誤診されることが多いのだとか。
当然、そこで処方される薬もあまり効果がないようです。
では、どのようにして原因不明の体調不良になりやすいHSP気質を改善していけばいいのか。
HSP気質の人は、自分と他との壁(境界)が薄く他からの影響を受けやすいので、この壁(境界)を厚くして他からの影響を受けにくくすることです。
どのように治療をするのか。
東洋医学には『気』という概念があります。
『気』には身体の中を巡る『栄気』と身体の外を巡る『衛気』があります。
外を巡る衛という字は護衛の衛と同じことから分かるように、自分の身体を守るという意味があり、『自分の気』と『自分以外の気』の境界線となるものです。
重要なのは、『自分の気』と『自分以外の気』の境界線を作り、自分を守ることです。
この境界線が弱いと、自分以外の気が知らない間に自分の中に入り込んできて、自分の体や心を疲れさせてしまいます。
当院ではささない鍼を使って、境界線になるこの『衛気』を高めていくことで、他からの影響を受けにくくなり、ストレスが減り、穏やかな日々を過ごすことができるようにしていきます。
奈良県生駒市東松ケ丘2-5
こも池鍼灸院